中之作水産加工業協同組合は、一丸となって風評に負けない地域づくりを目指しています。
- 組合長挨拶
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平成23年の東日本大震災において、当組合員の殆どが津波により甚大な被害を被り、東電事故に追い打ちをかけられ、その後待っていたのは商品を造っても売れないという最も辛い「風評被害」という現実でした。
この風評被害を吹き飛ばし、我々の製造する商品を地域の皆様に知っていただこうと始まったのが「中之作朝市」です。
現在、お盆前の8月中旬と、お正月前の12月中旬の年2回だけの開催ですが、有難いことに地域の皆様の心待ちにする声が数多く寄せられております。
組合員一同、気持ちを一つに復興、復港に立ち上がってまいりますのでどうぞご支援くださいますようお願い申し上げます。 - 組織・役員
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設立 昭和43年(西暦1968年) 名称 中之作水産加工業協同組合 【小名浜・泉地区】 代表理事・組合長 吉田喜昭 組合員数 25名 - 組合名産 「かつお南蛮揚げ浸し」
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2014年10月 「第25回全国水産加工品総合品質審査会」において東京都知事賞を受賞いたしました。
いわきの一人あたりの鰹の消費量は全国で1、2位とも言われるほど、いわきの人間は鰹が大好き。
当たり前のように鰹は一本丸ごと買って自宅でさばきます。
そこで冷蔵庫のない時代からの地域の保存食として、どの家庭でも作られてきたのが「かつおの焼きびたし・揚げびたし」です。
刺身で余った切身を、焼いて醤油ベースのタレに漬け込む焼きびたしと、衣を付けて油で揚げてからタレに漬け込む揚げびたし。
また、タレも家庭によりさまざまですが、どの家庭にも共通するのが、「醤油・みりん・生姜」の3点。これは絶対に欠かせないもの。
この、郷土料理として脈々と母から娘へ受け継がれてきた家庭の味を、プロの加工業者が、厳選された新鮮な鰹を使い、よりおいしく仕上げたのが中之作水産加工業協同組合オリジナル「かつお南蛮揚げびたし」です。お惣菜に、酒の肴に、どんぶりに、どうぞご賞味ください。
※鰹はタレに漬け込む時間が長い程に身が固く締まってきます。固くなったものは、ほぐしてご飯にかけたり、おにぎりの具としてもおいしくいただけます。 - 港則法の例外の港「中之作漁港と江名漁港」
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基本は入港する船舶が防波堤の外で出港船舶を待ったり避けたりしなくてはならないのですが、江名漁港と中之作漁港は反対なのです。
港則法施行規則
(昭和二十三年十月九日運輸省令第二十九号)
最終改正:平成二八年二月一六日国土交通省令第七号 抜粋
第二章 各則
第一節の二 江名港及び中之作港
(特定航法)
第二十二条 汽船が江名港又は中之作港の防波堤の入口又は入口附近で他の汽船と出会うおそれのあるときは、出航する汽船は、防波堤の内で入航する汽船の進路をさけなければならない。
江名中之作港は、太平洋に面しており防波堤の外側に岩礁が多く、水路幅が80~200mと狭く、入港するためには導灯に従って厳格に進路を保持しなくてはならないため、港則法の例外となっているようです。
海から港に立ち寄った方は、港則法と安全にご注意!
当組合員工場にて直販されている商品を 海側からお邪魔して購入というのも格好いいですね。
直販可能な組合員工場については当組合にお問い合わせください。